「分かってる、けどできない。」運動不足のあなたへ水泳がおススメ!
先日、近くの温水プールに行った。
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なぜプールに行くことにしたのか?というと、運動不足解消のためだ。
運動不足。
思えば、高校生ぐらいまで、この「運動不足」ということばとは無縁な生き方をしてきた。
僕は、小学校から高校まで野球をしていた。他にも、陸上や、水泳、すもう、などいろんな種類のスポーツをかじるようにした。
毎日何かしらの習い事があり、こなしていたので、運動不足なんて言う言葉は僕の辞書にはなかった。
それが、現在34歳。今年の6月で35歳になるおっさんには、ぴったりとこの言葉が当てはまる。
運動不足、メタボリックシンドローム。
これはやばいと思った。おそらく35歳を過ぎても「運動不足」だと、そこから先はずっと「運動不足な人生」を歩むことになるだろう。
それはいやだ。
人生において、確かにみんながみんな成功するわけではない。裕福な人生を歩む人もいれば、貧乏な人生を歩む人もいる。結婚する人もいれば、独身を選ぶ人もいる。幸せな人もいれば、不幸な人もいる。
それは、もしかすると自分だけの力ではどうすることもできないのかもしれない。
だけど、だけど、だ。
運動不足のまま人生を終わるのは嫌だ。
なぜならば、運動不足な人生を歩むのかそうでないのかは
自分で選択できるからだ。
僕は、もともとスポーツは好きだ。体を動かすことがすきだ。
これを見てくれているあなたもそうだろう。
だけど、いつのころからか、運動することをやめ、体と心に脂肪をため込むようになった。
「このままでいいのか?」いいわけはないのだけれど、言い訳を重ねて運動をしないことを選んでいる。
なにかしたい、だけど何をすればいいのかわからない。
僕は、そんなあなたに水泳をおススメしたい。
その理由を説明したい。
☆水泳で"生きている!"ことを実感しろッ!☆
僕は、水泳に行ったときには「平泳ぎ」をする。それは、4種類ある泳ぎ方のうち、平泳ぎが一番得意だからだ。
このまえ、泳ぎに行っときも、平泳ぎでひたすら泳いでいた。トータル1キロは泳いだと思う。
平泳ぎと言えば、北島康介だ。
それで、水泳の何がいいのかというと、「生きている!」という実感がはっきり持てるところだ。
どういうことか。
生きているってどういうことか?
僕はシンプルに「ちゃんと呼吸している」ということだと思う。
例えば、あなたは、普段の生活のなかで「ちゃんと呼吸しているなぁ~」と思うことってあるだろうか?
自分の呼吸に意識を向ける瞬間ってあるだろうか?
また、別の問いかけをすると、「会社や家庭の中でちゃんと呼吸ができているだろうか?」
ちゃんと息を吸って、息を吐き、くつろいで生活できているだろうか?
水泳をすると、「イヤでも呼吸を意識するようになる」
それはなぜか?というと、「水中では息が吸えないから」だ。
あたりまえだが、人間はエラ呼吸ができない。ちゃんと空気があるところでしか呼吸ができない。
だが、そんな"あたりまえのこと"ができなくて、というか忘れてしまって生活している。
水泳は、「息つぎ」が非常に大切になる。それは、水中では息が吸えないので、水面から顔をあげて息を吸い込むということだ。
だから、プールで泳いでいるあいだはいつだって呼吸のことを考えることになる。いや、むしろ、泳いでいるあいだは、呼吸のことしか考えてはいけないのだ。
呼吸のことしか考えない。
つまらないことは考えない。
仕事で明日の会議のこと、家庭での子育てのこと。
そんなことは一切考えずに、ただただ、呼吸に事だけを考える。
リズムよく、波のように吸っては吐いて、吐いては吸う。
ただ、ただ自分の泳ぐリズムに体を合わせ、次にくる、「呼吸のこと」だけを考える。
だから、水面からプールサイドに上がったあとは呼吸が楽だ。
家に帰った後もそれは続く。
それは、呼吸が楽になったのと同時に生きることが楽になったのだと思う。
運動不足解消には水泳がおススメだ。
それはなぜか、生きるのが楽になるからだ。
そのことは、北島康介がオリンピック後のインタビューでも物語っているではないか。
『超気持ちいい!』
水泳は、ダイエット以上の価値がある。
ーおしまいー