マイ・ファミリー総合カタログ

家族や子育てについてのカタログ

アサドリのブログ75

 

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おはようございます。
ここ数日朝が少し寒いです。
日中はすごく暖かいので
寒暖差がありますね。
こういう季節は体調を崩しやすいので気を付けたいです。

昨日は娘とウンチについて書きました。
娘とウンチについて書いたわけではないけど
娘がトイレでウンチをしていて、ふと見ると
娘がウンチで遊んでいるように勘違いして怒ってしまった。
という内容の記事を書きました。

 

family-base-camp.hatenablog.jp

 

子育てって、ある意味で怒りとの闘いだと思うんです。

これにはまず、怒るということが子育てにとって
もう少し言うならば人間関係にとってよくないことである。
ということが分かっているということが前提になりますが。

僕は、アドレリアン(白帯)ですので
賞罰でこどもを教育していくということはしないようにしています。

ですが、まだまだ、僕自身が未熟なため
怒りという感情を使って子どもに接してしまうことがるのです。

これは、とても恥ずかしいことなんですね。

僕の尊敬する日本のアドラー心理学の第一人者である
野田先生は講演の中でこうおっしゃっています。

「怒るというのは、動物が敵に対して行う行為だ。」

そしてこうもおっしゃっています。

「子どもって敵ですか?」

敵じゃないです。
僕は味方だと思っているし、子どもにも味方だと思ってほしいですね。

最初にも書いたのですが
そういう意味で子育てって怒りとの闘いだと思います。

親だって子どもができてから初めて親になります。
ということは、当たり前ですが、
自分に子どもができるまでは、
自分も子どもだったということです。

それまで子どもだった自分に子どもができる。
それで親になっていく。

親になるというか、人間になっていくのだと思います。

動物から人間に変わっていく。

子育てを通して、怒りという感情に向き合いながら
どのようにして怒りの感情を使わずに
理性的に、人間らしく子育てをしていくか。

そういう意味で子育てって

親も人間として成長していきますよね?

じゃあ、昨日はなぜ、娘に怒ってしまったという
恥ずかしいことを書いたのか。

それは、一つは戒めのため。
もう一つは、文章を書くことで整理するため。

子どもに対して怒ってしまうのは

親側も大人になりきれていない。

言うならば、子どもっぽいんだと思います。

3年前だったと思います。
野田先生の講演に行ったときに質問コーナーがあったので
僕はこうきいてみました。

「僕は子育てで怒りの感情を使って子育てをしてしまいます。それで、怒りの感情をなくすにはどうすればいいですか?」

これに対して野田先生は即答でヒトコト。

「無理です。」

そしてこう続けられました。

「ただ、自分がどういうときに怒るのか。それを分析して行くことで怒りを使わないようにすることはできます。」

この時は、まだパセージも受けておらず、どういうことかわからなかったのですが、ゆくゆくアドラー心理学を勉強していきながらだんだんとわかるようになりました。

つまりは子育てで

もっというと、野田先生のアドラー心理学を学ぶことで(修業)

怒りという感情を使わなくてもいい方法がある!

これが分かれば、怒りという感情がなくなるというよりも

使わなくなる

のだと理解しています。

怒りという感情を使うことがあまりにも慣れ親しんでいるため
怒って対処しようとするのですが
そんなことしなくても、いい方法があるんです。

例えば、10年前に気に入っていた服でも
現在、流行っていないと分かれば
たんすの奥にしまいこみますよね?

それと同じように
子どものころに使っていた怒りという感情も
使わなくてもいい方法があると分かれば
心に奥にしまって使わなくても大丈夫だとわかります。

あるにはあるけど、使う必要もない。

使わなくてももっと便利な方法があるから。

といいつつも

まだまだ未熟なので怒りという感情を引っ張り出してきて
使うことを選んでしまうんですが(笑)

昨日はいい勉強になりました。

今日も幸せな一日を選択できますように。