会社にアドラーの種を蒔く
みなさん、お久しぶりです。こちらは、相変わらずアドラー心理学の勉強、、、というより修行を日々行っております。
さて、僕がアドラー心理学のご利益を発揮するフィールドは子育てです。自分の子どもたちに対してアドラー心理学の実践を行っているんです。最近では、ご利益の範囲がひろがって、僕の妻もアドラー心理学に興味を持ってくれているようです。それは、僕が勧めたわけではなく、僕と子どもたちの関係を見て「いいなぁと思う部分」があるのだと思います。
それで、僕が実践しているアドラー心理学ですが、子育ての場面や、家族関係では抜群に効果を発揮していると実感しています。
ですが、これをそのまま他の場面で実践しようとしても、うまくいかないこともあることがあります。
それはなぜかというと、僕がアドラー心理学の実践を学んだベースは野田俊作先生が開発された『パセージ』という学習プログラムだからです。このパセージは親と子どもの関係の中で使えるようになっているんです。
親と子どもの関係が何かというと、教育的な関係だと思います。それはつまり、親が教える側で子どもが教わる側。ということですね。
ですから、アドラー心理学のご利益が子どもや家族に広がっていくわけですね。
ですが、会社だと少し違っていることもあります。
例えば僕は現在34歳。会社の中では中堅よりも少し若いぐらいのポジションです。日本の会社というのは大半が「競争・競合」的な雰囲気を持っています。なので、つねに内外の“敵”と戦っていますよね。
外ではライバル会社に負けないように、日々必死で頑張る。内では同僚や後輩に負けないように、自分の評価を気にしながら仕事をする。
このような雰囲気の中で「協力的な雰囲気」を作っていくことは、僕の中で難しい事だと感じています。点ての関係ではなく横の関係を築いていくことは長く時間がかかります。
ですが、時間はかかるかもしれませんが、僕はそういう“仕事”にひっそりコツコツと取り組んでいきたいと思っているんです。
その一つの取り組みとして、僕は会社内で「エコ活動チーム」を自ら立ち上げました。
僕自身が、会社内でエコ活動をしたい人を募り、そして一緒に活動をしていくことで「勇気づけ」をしていきたい。
そう思ったんです。
自分がリーダーになって活動できるチームでなら「協力的な雰囲気」または「横の関係」を気づいていきやすくなると思うんです。
ですので、エコ活動チーム内での僕の役割は「雰囲気づくり」ということになります。
できるだけ「競わせず、上下関係をつくらない」
うちの会社の雰囲気は『体育会系』的な空気があります。今回のエコ活動チームも僕の先輩や、後輩も数名が参加してくれております。
その中で、『エコ活動』をとおして、先輩・後輩は関係なく、参加者を勇気づけたい!
こうして、会社内に、ひいては社会にアドラー心理学を注入していきたいと思います(笑)
がんばりますッ!
ーおしまいー