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怒るは恥だがアドラーは役に立つ!(第3話)

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みなさんこんにちは。

このカテゴリーは

僕がアドラー心理学について学ぶ中で得たことをシェアし

現在、アドラー心理学

 

知らないがために
今の生活の中に不幸がある方

 

に対して

 

「あぁ、なんか、アドラー心理学って良さそうだな」

 

と思っていただくことが目的です。

決して、僕みたいな者が偉そうに

アドラー心理学とは○○だ!』

というように、

このブログの中で、アドラー心理学を教えるためではありません。

現在はご存知の通りアドラー心理学ブームです。

アドラー関連の書籍は書店に行けば平積みされており

また、アドラー心理学を題材にしたドラマも始まり

さらには、そのブームにのってたくさんの方が

それぞれの解釈によるアドラー心理学を他の人たちに教えている状況です。

 

だから一口にアドラー心理学といっても

入口がすごく広いんです。

だけど、その中で、より効果が高い方法は何なのか?

 

それを、僕の経験をもとにお知らせしたい。

 

例えるなら、数ある旅行会社の中で
この会社の旅行プランがすごくよかったですよ!

 

ということを私目線でご紹介しているだけです。

それで、今日は何をご紹介したいのか?

こちらが今日のメニューです。

 


アドラー界隈でよく聞く"課題の分離"とは☆

 

アドラー心理学の大きな考え方のうちの一つとして
課題の分離という考え方があります。

課題の分離とはなんでしょう。

これは

 

「その問題を最終的に誰が解決するのか?」

または

 

「その問題についての責任を最終的に誰が負うのか?」

 

つまり

 

課題の分離とはそれらが
自分じゃないなら手を出さないでおきましょう。

 

ということです。

ただ、これは勘違いすると恐ろしいことになります。

アドラー心理学は幸せになるための心理学なのに

不幸の道へとまっしぐらになってしまう可能性があります。

 

本来課題の分離とは、相手に協力するために
相手の課題に対して勝手に踏み込まない

ということです。

 

例えるなら、人の家に土足で上がらずに

ちゃんと、チャイムを鳴らして

『家に上がってもいいですか?』

と言ってから上がりましょう。

ということです。

間違っても

「それは、あなたの課題であり、私の課題ではありません。」

「だから、知ったことではありませんッ!プイッ!」

ということでは決してないんですね。

 

じゃあどうやったら

幸せのための課題の分離を学べるのか?

いくつかの方法をご提案しようと思います。

 

☆課題の分離の学び方☆

 

①本で学ぶ

本といっても"ホント"のこと書いている本じゃないと
課題の分離を学ぶことはできません。

ここで一つテキストをご紹介します。

パセージテキスト(アドラー心理学会HP)

これはアドラー心理学会内のHPからお買い求めください。

このテキストの中だと正しい課題の分離が説明されております。

ただし、このパセージテキストは親と子どもの関係においての
課題の分離の説明です。

 

②実際にパセージを学ぶ

テキストで課題の分離の意味は分かると思います。

もちろん、それだけでも意義はあると思うのですが

実際に、体験として使えるようになるためには

練習が必要です。

そのために、お近くの自助グループ
パセージをお受けになられてはいかがでしょうか?

アドラーギルドのHPにパセージ情報が随時更新されています。

ですが、お近くの自助グループを見つけて直接問い合わせてもOKだと思います。


☆課題の分離ができるようになるメリット☆

 

僕みたいな者が、まだ、いえる立場ではないのですが
それでも、役に立っていることは間違いないので
それをお伝えすることは誰かの何かの役に立てると思っています。

 

メリット1

 

家族や、仕事での関係が、本当の協力関係になる。

協力関係になっていくと生活が穏やかになります。

穏やかになると、ふとしたことに幸せを感じる余裕ができます。

なので、協力関係を気づくことができるということは

幸せを感じることができる近道だと言えると思っています。

逆に競争関係だと疲れるでしょう。。。

子どもと競争し、妻と競争し、会社でも同僚や上司と競いあい

いつ休むの?

 

今でしょっ!

 

課題の分離でのんびりくつろぎましょっ!

 

メリット2

 

必要とされれば協力するし、必要とされてなければ任せるので
対人関係に対して余計な手間がかからない

だから、人間関係がこじれない

任せることは

放っておくことではなくて

見守ることだと思っています。

だから、ほおっておいた結果

成功しても、失敗しても

勇気づけていくことが大切だと感じています。

 

メリット3

 

僕の場合は、パセージに照らし合わせて
子どもとの関係で"課題の分離"をすることで

子どもの能力を信じてあげれるようになった

ということは大きいと思います。

だから、子どものことを信頼できるようになりました。


☆課題の分離まとめ☆

 

実際に、課題の分離というのは難しいと思います。

難しいという意味が

一部の限られた人間にしかできない技術という意味ではなく

文章から学ぶのが難しいと思っています。

特に、僕はアドラー心理学をお教えできるわけではなく、

あくまで、自分がアドラー心理学の修行をする中で

そこで得たご利益をおすそ分けしているだけです。

 

アドラー心理学に“少しだけ”興味を持っていただき

アドラー心理学を学んでみたいなぁ~。
と思った時に、正しいアドラー心理学を案内したい。

そういう風に考えています。

なので、実際に課題の分離またはアドラー心理学を学びたい!と思われた方は

一度、パセージを受けてみてはいかがでしょうか?

アドラーギルド|Adler Guild

 

野田先生の著書も本日発売です。

 

劣等感と人間関係 (アドラー心理学を語る3)

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勇気づけの方法 (アドラー心理学を語る4)

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