絶対に笑ってはいけないシュールな話
「最近、すね毛がなくなってびっくりしたんじゃ~!」
これは、僕の勤めている会社で定年退職後に再雇用で来ている先輩が言った言葉である。なんでも、今まではすね毛が濃い方だったそうだ。それが、最近ふと気づいたときになくなっていたというのである。それを聞いた僕は笑いをこらえていた。どうにか笑わないようにつとめ「へぇ~、そうなんですね~。」と返事するのがいっぱいいっぱいだった。
その先輩はさらに続けた。「すね毛だけかと思ったら、うで毛もないんじゃ~!」そういって、自分の腕を僕の方に見せてきた。その瞬間、僕は笑いがこらえ切れなくなった。それでも必死で我慢したが「ンフィイ~」というこらえ切れなかった笑いのが漏れてしまった。それでも「ン、コホッコホッ」と咳でごまかした。
ところで、なぜ僕がここまで笑いを我慢しているのか?実は、その先輩、、、頭がお禿になられているのだ。頭がお禿になられていらっしゃるのに、そこはなかったかのように、すね毛や、うで毛がなくなったことを僕に報告してくる。
どういう意味だ?なにか試されているのか?笑ってもいいのか?笑わない方がいいのか?あるいは、僕の毛にしすぎ、、、あっ、気にしすぎなのか。。。
あなたならどうする?
お禿になられている方が話す毛の話。