マイ・ファミリー総合カタログ

家族や子育てについてのカタログ

発酵と思考12『息子とチャップリンを見た。』

 

子どもと「モダン タイムス」という映画を見た。DVDでだ。

 

 
これはチャップリンの代表作の一つで、今でも名作として語り継がれている。

内容は、映画の冒頭に出てくる紹介文を引用すればいいだろう。

 

"Modern Times" A story of industry of individual enterprise - humanity crusading in the pursuit of happiness.

ー人間の機械化に反対してー

ー個人の幸福を求める物語ー

 

チャップリンという人は知っている。だが、映画を見るのは初めてだ。それで思った。

 

「今の子どもにもチャップリンは通じるのだろうか?」

 

映画は、ほぼセリフはなく、音楽とコミカルな動きで映画の主題を表現している。

それで、映画を見ている息子の反応はというと、

大爆笑している(笑)

とくに、チャップリンが無実の罪で刑務所に入れられてからのシーンで爆笑だ。

もちろん、まだ6歳なので、映画の背景にあるメッセージをくみ取ることはできないだろう。


だけど、僕はこう思った。


チャップリンは生きている。


発酵もそうだと思う。現代では不思議なことに、殺菌処理をした食品などに"賞味期限"があるではないか。

一方で、何十年も前のワインが高い値段をつけられて取引されている。

前者と後者の違いは何か?


それは、生きているか?死んでいるか?


本当にいいものは、死なないのだ。