発酵と思考12『息子とチャップリンを見た。』
子どもと「モダン タイムス」という映画を見た。DVDでだ。
モダン・タイムス Modern Times [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/12/22
- メディア: Blu-ray
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これはチャップリンの代表作の一つで、今でも名作として語り継がれている。
内容は、映画の冒頭に出てくる紹介文を引用すればいいだろう。
"Modern Times" A story of industry of individual enterprise - humanity crusading in the pursuit of happiness.
ー人間の機械化に反対してー
ー個人の幸福を求める物語ー
チャップリンという人は知っている。だが、映画を見るのは初めてだ。それで思った。
「今の子どもにもチャップリンは通じるのだろうか?」
映画は、ほぼセリフはなく、音楽とコミカルな動きで映画の主題を表現している。
それで、映画を見ている息子の反応はというと、
大爆笑している(笑)
とくに、チャップリンが無実の罪で刑務所に入れられてからのシーンで爆笑だ。
もちろん、まだ6歳なので、映画の背景にあるメッセージをくみ取ることはできないだろう。
だけど、僕はこう思った。
チャップリンは生きている。
発酵もそうだと思う。現代では不思議なことに、殺菌処理をした食品などに"賞味期限"があるではないか。
一方で、何十年も前のワインが高い値段をつけられて取引されている。
前者と後者の違いは何か?
それは、生きているか?死んでいるか?
本当にいいものは、死なないのだ。