丸い土俵から四角いリングへ!日馬富士よ、プロレスラーになりなさい。
小学校のころ、相撲をやっていました。僕が住んでいた地域の小学校は毎年春に『相撲の特別練習』というものがあり、学年でやりたい人を募って放課後の砂場で練習をしていたんです。もちろん、大会を目指して頑張るという小学校版の部活動みたいなものでした。
そして、小学校4年生のころ、僕は地方大会で優勝し、全国大会へ出場することになったのです。全国大会は両国国技館で行われました。その前日は、相撲部屋に泊まらせてくれるという特典までついていました。
初めて行く東京。初めて見る本物の力士。夜ご飯はもちろん、相撲部屋のちゃんこ鍋。でも、緊張していて、味は覚えていません。(笑)しかしながら、僕は感動でいっぱいだったことを覚えています。
肝心の試合の結果はというと、一回戦で瞬殺されました。新潟の人に。(笑)すごく悔しくて、土俵下でずっと泣いていました。
ですが、今となってはいい思い出です。涙が僕を強くしてくれたんだと思います。
さて、そんな思い出深い相撲界が揺れています。今日のニュースでは横綱、日馬富士が引退するというニュースでもちきりでしたね。
まあ、すんでしまったことは仕方ないし、やってしまったことの責任は取らなければいけません。だけど、これからどうするかが大切だと思うのです。残念ながら、引退し土俵からは降りるということです。
ですが、今後、もし何かしたいなら、プロレスのリングに上がるということをおススメします!
相撲の世界からプロレスラーへの道筋というのも、今までの先輩方が築いてくれています。
その中でも、横綱でプロレスラーと言えば、曙選手です。曙選手も、いろいろバッシングされつつも、努力でタイトルを取るまでになったそうです。
だから、日馬富士も、プロレスの道はどうかと思います。
もちろん、プロレスの世界も甘くはないと思います。しかし、しっかりと反省し、自分の実績と経験を生かせる場所というのは限られている気がします。
一からというよりは0からのスタート、いやマイナスからのスタートでしょう。でも挑戦してみる価値はあるのではないかと感じていますし、プロレスのリングでどんな戦いを見せるのか?も僕は気になります。
丸い土俵から、四角いリングへ。
もしも、そうなったら、しっかりと稽古に励んでもらいたいと思います。
大先輩の大きな胸をお借りしてね。