アドラーパパの家族会議。

家族の、家族による、家族のためのブログ

『そうだ、家族会議をしよう!』

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☆もしかしてだけど~家族のことをぜんぶ親が決めていませんか?

アドラー心理学で浮気をしている。というのも最近こんな本を読み始めた。

『子どもの協力をかちとる ~家庭と学校に生かすアドラー心理学~』

という本だ。著者はフランシスXウォルトンというアメリカのアドレリアンだ。そのウォルトン先生の本を日本のアドラー心理学の精鋭の方たちが訳してくれている。

↓本日のメニューです↓

 

 

ちなみにこの本は、普通の書店やアマゾンには売っていない。日本アドラー心理学会のHPより注文ができるので、興味がある方は、ぜひ!

最初に、浮気と書いたが、僕は野田俊作先生のアドラー心理学を勉強している。今までもそうだったが、これからもそうである。つまり、野田先生一筋なのだが、ここにきて、ウォルトン先生という方の本に目移りしてしまったということだ。

まぁ、というものの、この『子どもの協力を勝ち取る』は、野田先生も推薦されている良書なので、浮気というか、公認の愛人という感じだ。

それで、この本をいま、電車の中や、家で時間があるときに読んでいるのだが、とてもいい本だと感じる。それは、僕が、教科書としている『パセージ』というテキストの内容にスパイスを加えてくれるからだ。

パセージを勉強しているからこらこそ、『子どもの協力を勝ち取る』を読むことができるのだと思う。また、この本を読むことで、パセージの内容が深まるといったこともありました。

それで、今日は『子どもの協力を勝ち取る』より

*2017.7.6執筆。↑ここで↑寝落ち。続きを本日、七夕に書くの巻*

家族会議のページを引用したい。

子どもの協力をかちとるために、「家族会議」の方法をつかいましょう。家族会議は家族のひとりひとりが、みんなで責任を分かち合うことを学ぶ場です。家族会議では、独立した個人として子どもを尊敬していることを示し、家族の大事な問題について子どもの意見を求めることができます。どれぐらいの間をあけて行うか合意した上で、家族会議を定期的に行うべきです。家族会議の目的は、家族全員が大事な問題について意見を出し合ったり、関心のある議題を持ち出したりする機会を持つことによって、みんながともに生活するためのいろいろな取り決めをすることです。

著書:子どもの協力をかちとる 著者:フランシス X ウォルトン P16-L

 

家族会議は家族にとって大切な時間だと思う。家族会議は裁判の場ではないと思っている。裁判というのは、さばきを下すこと、多くの場合、親が子どもに対して、「よい」か「悪い」か。また、「正しい」か「間違っている」かの判断をくだすことだ。

親にとって、子どもがよいことや正しいことをした場合は「いい子」で、悪いことや間違ったことをした場合は「悪い子」と決めつける。

このような、公開処刑のために、家族会議があるのでは決してない。

子どもも大人も、ひとりの人間として尊敬され、平等に意見を出し合う。そして家族にとってよりよい方向に進むように、みんなで考えて、みんなで決めていく。

僕は、こういう家族会議をとおしてこういう雰囲気を作っています。そして、このような家族の雰囲気のなかでその空気をたくさん吸って、その中から学べることがたくさんあると思っています。

そして、現在では、子どものほうから「家族会議しよう!」と言ってきてくれることもあるんですよ。


☆親も子どももみんなで寄り合って決めていく

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少し前に、僕は母親と話していてこんなことを言われた。

『今からの子育ては大変だ。』

母親から言われたこの言葉はどういう意味で言われたのかというと

「この時代の流れが速い中で子どもを育てるのは親にとって大変だ。」

という意味で語られた言葉だ。

確かにそうかもしれない。僕は現在34歳だ。ということは、母親が僕を育てていたのは、30年ぐらい前ということになる。30年前の子育てってどんなものだったのだろうか?

僕の母親が時代の流れが速いと感じる出来事の一つが「情報化社会」じゃないかと思う。30年前は今ほど、IT化が進んでいなかった。PCもなかったし、スマホなんて当然なかった時代だ。

だからコミュニケーションの手段がそれほどなく、難しくなかったのではないか。

それが現在はどうだろう。コミュニケーションが複雑化している。そして、これはどんどん加速していくだろうと思う。今から10年後は、もっと技術が進んでいるだろう。

つまり、親が予測できない未来が、確実に待っているということだ。

そんななか、親がすべてを独断で決めていては、時代の流れについていけな子どもが育つ可能性がある。そうではなくて、新しいものを取り入れる必要があるのだと思う。新しいものを積極的に取り入れるには、新しいものに敏感な人の意見を聞くのが吉だ。

つまり、子どもから積極的に話を聴くのである。

親が何でもかんでも決めてしまうのではなくてね。


☆家族会議をするメリット

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家族会議をするメリットはたくさんある。むしろ、こんな便利な時代だからこそ、顔と顔を寄せ合い、ひざと膝を突き合わせて、みんなで考え、みんなで決めていく、そんな家族会議が必要なんだ!と僕は思う。

ここで僕が感じる家族会議のメリットを書いてみる。

  • 問題をみんなで共有し考えることができる
  • 一人の問題はみんなの問題という意識が芽生える
  • 自分の意見を言える。
  • コミュニケーションの取り方を見て学んでもらえる
  • 主体的に会議に参加してもらえる
  • 自分の意見を相手に伝える練習ができる
  • 怒りという感情を使わなくても家族会議により冷静に問題解決ができる
  • 子どもを勇気づけることができる
  • 家族の絆が深まる
  • 子どもが何を考えているのか?言葉で知ることができる
  • 親も困っていることを子どもに相談できる場となる

etc

他にもまだまだある。書けばきりがない。


☆最後に、「こんにちは」の話

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ここまで、我が家で実践している「家族会議」について書いてきた。最後はやはり、野田俊作先生が作られたパセージテキストより、「こんにちは」のお話を引用させていただき、終わりにしたい。

J:つまりですね、人間一人ひとりは、それほど意味のある存在じゃないんだけれど、社会というかな、世界というかな、全体の文脈の中で、自分の役割が決まってきて、それが自分が生きる意味を作るんだっていうことを言いたいんです。

S:「ち」だけだと意味がないけれど、「こんにちは」っていう言葉の中では役割があって、それが「ち」の値打ちだっていうことね。

J:そいういことです。そういう意味で、現代のこどもは、「私は社会の中で、なくてはならない存在だ」って感じられないんだと思う。それは、小さいころから、「私は家族の中で、なくてはならない存在だ」と感じる機会が少なかったからじゃないかな。子どもたちにそういう感覚を与えれるように子育てをしなくてはいけないなって思うんです。

S:どうすればいいの?

J:だから、Passageを実践するのさ。「私は能力がある」とか「人々は仲間だ」というのは、「居場所がある」ってことだからね。子育ての中で、いつも子どもの居場所のことを考えて、彼らを仲間はずれにしないようにして、楽しいことも苦しいことも協力して乗り越えて、一緒に生きていくかけがえのない仲間としてつきあっていくことじゃないかな。

著書:パセージテキスト 著者:野田俊作 P37-R

 


さすが野田先生。ほんとにそうだ!

『いつも子どもの居場所のことを考えて、彼らを仲間はずれにしないようにして、楽しいことも苦しいことも協力して乗り越えて、一緒に生きていくかけがえのない仲間としてつきあっていくこと』

ここにこそ家族会議の意義があり、そうやって育った子どもたちは、社会に出ても居場所を見つけだし、仲間を作り出し、社会に貢献して生きていくことができるんだと信じている。

 

やはり、愛人よりも本妻のほうが素敵だ♪

 

ーおしまいー