マイ・ファミリー総合カタログ

家族や子育てについてのカタログ

アサドリのブログ69

 

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 おはようございます。

今朝は少し肌寒く感じる早朝です。
今日は家を出るときにお隣りさんにばったり遭遇しました。
それで「すごい早いね!」といわれたのですが
「あなたもね!」と思いつつ愛想笑いをしました。
お互い様ですね(笑)

子育てをしていて学んだことの一つに
「理想のこどもを像を持たない」ということがあります。
これは、例えば、勉強ができるこどもであったり
スポーツができるこどもということです。

親が理想とするこども像があると
それを求めてこどもを育てていくことになります。

つまりは、勉強ができるこどものときは「いい子で」
勉強ができなければ「悪い子」
スポーツができれば「いい子」で
スポーツができなければ「悪い子」

こういうふうに理想のこども像にあてはめて
「できる」「できないか」によって
いい子か悪い子か決めていくことになります。

それを決めるために、賞や罰を使い
理想のこどもに近づけるように誘導していくことになりそうですね。

しかし、考えてみると、それって幸せなことでしょうか?

何かの基準にこどもをあてはめて
そのラインより劣っているとダメという考え方や生き方って

幸せな生き方でしょうか?

こどもって想像力が半端ないと思うんです。
だいぶ前のテレビCM、たしか公共広告機構だったと思いますが

「こどもから想像力を奪わないで下さい」

というメッセージのCMがありました。

僕はこれがすごく印象に残っていました。

まだ、全然、結婚もする前だったのですがね(笑)

それで、いま、書きながらそのCMのことを思い出しました。


[AC CM]公共広告機構 Imagination - 子供から想像力を奪わないでください

 

本当にその通りだと思います!

「できた」か?「できなかった」か?

このせまい判断基準を超えたところに

豊かな想像力が広がっている。

できるか?できないか?
それにこだわる気持ちを捨て去ったときに

無限の可能性がある。

そんなふうに思います。

理想のこども像を持つと言うことは
こどもの生きる世界をせばめてしまうかもしれません。

そういうことを子育てから学びました。

学んだ。。。

そう、学びました。

何を学んだか?

これって自分にも当てはまるということです。

理想のこども像を持つ必要がないように
理想のじぶん像を持つ必要もないと思うんです。

理想のじぶん。

もっとお金を持っているじぶん。
結婚しているじぶん。
もっと優雅に暮らしているじぶん。

理想のじぶんと、今現在のじぶん。

これを比べて、できているか?できていないか?判断し
理想の自分に比べてできていない部分を
わざわざ見つけて理想のじぶんを追い求めていく。

追いつけそうですかね。
だいぶ前を走る理想の自分に。

そうではなくて、今、この道を走っているじぶん。

前を走るじぶんではなく
今のじぶんをちゃんと見てあげる。

これって大事なことだと思います。

理想のじぶんではなく
今のじぶんのことを理解し分かってあげる。

今の「じぶん」のことを「自ら」「分かって」あげる。

その時に初めて見えてくると思いますよ。

本当の「自分」がね。

そういうことを考えました。

 

今日も幸せな一日を選択できますように。