アサドリのブログ65
おはようございます。
今日はいい天気ですね!もう完全に春になったようです。
春というか少しだけ初夏をにおわすようなポカポカな気温ですね。
お花火日和ですが、僕が住んでいる地域では桜がまだ満開ではないようです。
今年も、雨が降らずに花見に行ければいいと思っています。
子育てについて最近思うことがあります。
僕はアドラー心理学をもとに子育てに日々取り組んでいます。
アドラー心理学といっても、最近はさまざまな入口があります。
その中で、ぼくは野田俊作先生のアドラー心理学と出会いました。
野田先生が、アドラー心理学をもとにした子育てプログラム「パセージ」を受けたことで
育児に対して指針を持つことができたと感じています。
さて、パセージの中では、さまざまな育児に対する提案がなされています。
それで、去年の8月に2か月にわたって行われてきたパセージを卒業したのです。
アドラー心理学の子育てって一言でいうとこどもに対してどのように「勇気づけ」をしていくのか?
それを、親が学んでいくプログラムだと感じています。
パセージを学んだからといって、すぐに完璧なアドラー心理学的な育児ができるわけではありません。
それは、ちょうど、野球のバッティングの本を読んだからといって
すぐに3割打者になることができないのと同じです。
パセージを学んだあとも、自分の子育てが、アドラー心理学的目標に沿ったものになっているか?
それを確認し続けなければなりません。
アドラー心理学は子育ての目標を達成するために「勇気づけ」を絶えずしていきます。
ただ、うまく勇気づけの対応が思い浮かばないときがあるのです。
そういう時は、アドラー心理学の学習会に参加して
先輩方にアドバイスをもらうのも一つの手段なのです。
ですが、少し時間が経って
「あぁ、あの時こうすればよかったなぁ~」
と「勇気づけ」の方法を思いつくときがあります。
僕が理想とするのはその場、その場でこどもを「勇気づけ」ていければ
それは一番の理想です。
でも、まだまだ、その場でよい勇気づけが思い浮かばないときがあります。
英語でとっさの一言という言葉がありますが、
頭で英語を学んだだけでは、なかなかとっさに思い浮かばないですよね。
それとおなじで、パセージで勇気づけを頭で学んでも
とっさに対応できるまで身にしみこませるには
やはり、日々の鍛錬が必要なのだと思います。
つまり、
「あぁ、あの時はもっとこうしたほうがよかったなぁ~」
とか
「こういう対応ができたのはよかったなぁ~」
など。
日々の子育てを自分自身でふりかえり、
だんだんと、こどもに対しての勇気づけのスピードと量を多くしていけばいいのだと思ったんです。
だから、もう少し言うと
その場でうまく対応できなかったからといって、マイナスに考える必要なないということです。
うまく対応できないこともある。
だけど、これからどういう子育てをするのか?ということは
親自身が行けると思うのです。
つまり、また同じことを繰り返すのか?
それとも、新しい接し方をしていくのか?
新しいことをやってみるには勇気がいります。
でも大丈夫、きっとうまくいく。
そういう自信を、僕にあたえてくれたのが、野田先生のアドラー心理学です。
アドラーを通してこどもを勇気づけるのが親の役割と思っているのですが、
勇気づけられるのはどうやら親のほうかもしれません。
季節は4月、新しいことを始める春です。
勇気を出して、何かをするには一番いい季節かもしれませんね。
今日も幸せな一日を選択できますように。